プレステップシリーズ 04 マーケティング〈新版〉

最新の動向をふまえ2章を新設した全面改訂版

プレステップシリーズ 04

マーケティング<新版>

著者 丸山 正博=著
判型・ページ数 B5判 並製 160ページ
定価 本体1,800円+税
出版年月日 2012年 8月刊
ISBN 978-4-335-00085-0 C1333

 

概要

最新の動向をふまえ2章を新設した全面改訂版

売れる商品を開発するためには、企画から販売にいたるまで、緻密な戦略と戦術が必要です。マーケティング理論はもはやビジネスパーソンの常識となっています。「STP」「4つのP」理論を実践的に印象づけることで、企業活動を大局的に捉える視点を養います。

目次

第1章マーケティングとは何か?
第2章STP(1) セグメンテーション〈S〉とターゲティング〈T〉
第3章STP(2) ポジショニング〈P〉
第4章4つのP(1) Product〈製品〉
第5章4つのP(2) Price〈価格〉
第6章4つのP(3) Place〈流通チャネル〉
第7章4つのP(4) Promotion〈販売促進〉
第8章具体例で考えるSTPと4つのP
第9章売り手・買い手の力関係、業界内の競争関係
第10章消費者行動
第11章eコマース
第12章サービス業のマーケティング
第13章法律と政策の関与
第14章ソーシャル・マーケティング

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はじめに 著者からのメッセージ

この本では、私たちが普段何気なく買っている商品を取り上げながら、企業が売上や利益を増やすために行っているマーケティングについて理解していきます。そのためにこの本の構成は大きく3つに分けて成り立っています。
まず1章から3章は、具体的なマーケティングのアイデアを考える前に必要な3つの確認事項について説明します。
マーケティングではSTPといって、市場を細分化するセグメンテーション、売り込む先を絞り込むターゲティング、自社のライバル会社との位置づけや会社内での位置づけといったポジショニングを明確にすることがとても重要です。
そこで2章ではセグメンテーションとターゲティングについて、3章ではポジショニングについて学びます。これらは、具体的なマーケティングのアイデアを検討する際に前提となる現状分析や方向性を確認する段階、言い換えると、個別の戦術を考える前の総合的な戦略を考える段階と言ってもよいでしょう。
そして4章から8章までで、具体的なマーケティングのアイデアを説明します。まず商品開発などの製品(Product)施策については4章で学び、次いで、価格(Price)施策は5章で、売る場所に関する流通チャネル(Place)施策は6章で、そのほか消費者の購入意欲を刺激する販売促進(Promotion)施策については7章で学んでいきます。これらは英語の頭文字をとって4つのPとか4P施策ということもあります。
そして8章では1章から7章までの内容をまとめて確認するために、花王のヘルシア緑茶という商品を具体例にマーケティング戦略のSTPや、具体的なマーケティング施策である4つのPについて考えます。
最後に9章から12章は応用編です。マーケティング活動を行う上でライバル企業や取引先の動向がどのような影響を与えるかについては9章で、形のある商品とは異なり、形のないサービスのマーケティングにはどのような特徴があるかについては10章で解説します。11章と12章では個々の企業が自社の営利だけを追求した場合の問題点という観点から、法律や政策によるマーケティング活動への規制やソーシャル・マーケティングについて解説します。
それではこれから1つずつ、マーケティングの勉強を進めていきましょう。

2009年1月 丸山正博