プレステップシリーズ 02 法学<第2版>

18歳からの法学入門、主権者教育に最適の入門書!

プレステップシリーズ 02

法学

著者 池田 真朗=編
判型・ページ数 B5判 並製 176ページ
定価 本体1,800円+税
出版年月日 2016年 1月刊
ISBN 978-4-335-00094-2 C1332

 

概要

18歳からの法学入門、主権者教育に最適の入門書!

「バイクで事故った!」「できちゃった婚して後悔、離婚できる?」「悪徳商法にひっかかっちゃった」……主人公たちが直面するトラブルとその法的解決策を楽しく読みながら、法学の全体像と各法分野の特徴、グローバル時代の現代社会を生き抜くための英知が学べます。

六法を持たない学生のために関連条文を掲載し、専門課程に進む学生のためには法学リテラシーや詳しい文献案内を掲載するなど、学習を深めるための配慮も万全です。

第3版では選挙権が18歳に引き下げられたことを全編に反映、主権者教育に必須の法律知識が1冊で学べます。

◆ご採用の特典として指導用資料を作成いたしました。

民法、刑法、公法、国際法とバラエティ豊かな法律を紹介する本書の講義にあたりましては、ご専門外の法律の場合、若干の不安をお感じのこともあろうかと存じます。
そこで、本資料では各章のポイントや課題のヒント、授業の「つかみ」まで掲載いたしました。ご授業の参考になれば幸いです。
入手をご希望の方はメールでご連絡ください。

【弘文堂 プレステップシリーズ担当メールアドレス】
info■prestep.jp(■をアットマークに変えてください)

*指導用資料(サンプル)はこちらをご覧ください。

目次

1章法学への招待(学習ガイダンス)
2章契約は絶対に守るべき?(民法)
3章もしケガをさせてしまったら?(民法)
4章愛は大切、だけど自分も大切(民法)
5章身近な生活と仕事の中で(民法)
6章民法と刑法はどう違う?(刑法)
7章交通事故を起こしたらどんな罪になる?(刑法)
8章はじめての選挙、大切な一票(憲法)
9章情報化社会で自分を守るために(公法)
10章世界の中の日本に生きる(国際法)
11章どこで生まれても一人の人間として(国際法)
12章より本格的に学びたい人へ(法学リテラシー)

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はじめに 著者からのメッセージ

人は、一人では生きてゆけない。そして、人が集まって、社会という名の集団を作るとき、そこに何らかのルールが形成されていく。そのルールが、やがて、「法」と呼ばれるようになった。

法学は、人がこの世の中で共に生きていくためのルールを学ぶ学問である。だから、法学の知識は、程度の差はあっても、すべての人に必要かつ有用なものである。そこで、法学ないし法学入門は、文系理系を問わず多くの大学で、また短期大学等で、基礎科目・一般教育科目として設置されている。

そのような重要性を持つ科目なのに、従来の法学は、少しも面白くない、学ぶ意味の感じられない科目とされてきた。その責任の大半は、やはり教える側にあったと考えられる。えらそうに、難しい言葉を使って、ああだこうだと決まり事を教える、という法学は、もう過去のものとされなければならない。

人間社会の重要なルール、というのだったら、それを学ぶことは興味深く面白いものでなければならないはずである。また、それを学べば、これからの人生に必ず役に立つことがなければならないはずである。そして、人がどうしても過ちを犯す存在であるならば、そういう人々が寄り集まって考えた法というものも、完全無欠なものではないと考えるべきだろう。

そのような基本的な立場から、徹底して、学習者の目線で、学習者が実感を持てる題材を使って、学習者の役に立つ法学の授業をする。そのための教科書を作ろうと私たちは考えた。かつ、いわゆる入門書が、その後に本格的な学習を続ける人の導入教育のために作られているものであるとするなら、私たちのイメージする教科書は、そういう入門書の要素以外に、これきりでもう法学を学ぶことのない人のための、いわば初級で完結する学習書にもなっている必要がある。

この「プレステップ法学」は、すべての章が、学生の皆さんに本当に身近な話題から始まるように作られている。登場人物の会話や行動に共感しながら、学習を進めていっていただきたい。そうして最後まで本書を学び通すと、実はかなりのレベルで法律というものをひととおり理解したことになるのである。

「元気」と「好奇心」をもって学習をはじめてみよう。皆さんが、法学を履修してよかった、役に立った、と思ってくれることを心から願っている。

2009年1月 池田真朗