プレステップシリーズ 10 基礎ゼミ

社会人基礎力を身につける演習用テキスト

プレステップシリーズ 10

基礎ゼミ

著者 川廷 宗之・川野辺 裕幸・岩井 洋=編
判型・ページ数 B5判 並製 144頁
定価 本体1,800円+税
出版年月日 2011年 7月刊
ISBN 978-4-335-00080-5 C1330

 

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概要

社会人基礎力を身につける演習用テキスト

近年、多くの大学で、教育の質の確保と大学生活の満足度向上のために、新入生を対象にした導入教育が行われるようになりました。主な内容は、心身の健康管理、コミュニケーション能力の育成、専門教育へのスキル養成などですが、少人数のゼミ形式で徹底演習を行ってこそ効果があがるため、指導する教員によって達成度に差が生じてしまうことが新たな問題を招いています。

本書は、大学生にとって身近なトピックを題材に、セメスターで研究レポートの作成ができるように効果的に作成されたテキストです。教員専用の指導要領を用意していますので、教える側のスキルを問わず教育効果が期待できます。

目次

大学生活を有意義に送るために

1章さあ、はじめよう—イントロダクション
2章勉強のリズムをつくろう—大学生活
3章大学になれてきましたか?—大学で学ぶ意味
4章困ったことはありませんか?—心と体の健康
5章大学生活はワンダーランド—消費者問題とカルト
6章人と自分を守る—法と人権
7章キャンパス・ツアー—フィールドワークで再発見
8章生活プランをどう立てるか—生活するということ
9章卒業したらどうするか—働くということ
10章ライフプランを作る—キャリアデザイングループ研究法
11章研究テーマを考える—問題発見・問題解決型学習1
12章研究を進める—問題発見・問題解決型学習2
13章研究報告をまとめる—問題発見・問題解決型学習3
14章プレゼンテーションとレポート—問題発見・問題解決型学習4
15章基礎ゼミをふりかえって

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はじめに 著者からのメッセージ

この本を手に取られるみなさんへ

大学への入学おめでとうございます。

みなさんは大学での学問にさまざまな夢や希望を抱いていることでしょう。そこで、まず習得していただきたいことが2つあります。

1つは、生涯学び続けていくための学びの方法です。これはリテラシーとも呼ばれます。もう1つは、学んだ内容を卒業後のみなさんの人生や職業などの社会的活動にどう結び付けていくのかという、学習目的や内容の確認です。

大学で学ぶ内容には、それぞれの学部で学ぶ専門的領域のほか、社会人として身につけておくべき基礎的領域があります。このテキストは、日常生活を含めた基礎的領域を素材として、さまざまなリテラシーを学べるように配慮して構成されています。簡単そうに見えるかもしれませんが、やってみるとむずかしい課題もたくさん含まれています。

複雑さを増した21世紀の社会で、みなさんが1人の地球市民として生きていくためには、基礎的な知識だけではなく、応用可能で実践的な学習能力を身につけておく必要があります。大学での学びを充実させ、夢をかなえるためにも、ぜひ早い段階でこの能力を身につけていただきたいと思います。

これからの社会がどうなるかは誰にもわかりませんし、みなさんの人生にもいろいろなことがあるでしょうが、生涯にわたって学習は続くことを、ぜひ覚えておいてください。どんな局面にも対応できる理性を身につけ、必要な情報を適切に処理する能力があれば、困難な問題も乗り越えられるでしょうし、充実した人生を楽しめる確率も高くなります。その第一歩として、ぜひこの本の学習プログラムに取り組んでみてください。

この本を手にとり学ばれるみなさんが、自ら学ぶことの楽しさを知り、充実した人生に歩み出すことを、編者・執筆者一同、強く願っています。

編者を代表して 川廷 宗之