プレステップシリーズ 07 簿記

簿記論と演習がこの1冊で学べる! 簿記検定3級受験に対応

プレステップシリーズ 07

簿記

著者 帆足 俊彦=著
判型・ページ数 B5判 並製 168ページ
定価 本体1,800円+税
出版年月日 2009年 11月刊
ISBN 978-4-335-00076-8 C1332

 

概要

簿記論と演習がこの1冊で学べる! 簿記検定3級受験に対応

簿記に必要なのは計算力でも記憶力でもありません。会計に特有の文法を理解して、お金の流れを記録することです。この文法が身に付けば、簿記の世界を自在に歩けるようになります。豊富な図表で簿記のルールを理解し、実務に即した課題問題を数多く解くことで、着実に知識が習得できます。実務と教育を極めた著者ならではのメソッドは自習用にもぴったりです。

目次

第1章簿記の概要〔取引を記録する言葉〕
第2章仕訳と転記〔取引を記録するしくみ〕
第3章試算表と精算表〔勘定科目の残高を確かめる〕
第4章決算手続き〔当期純利益を資本金に繰り入れる〕
第5章3分法による商品売買処理〔売上・仕入・繰越商品の記録〕
第6章貸倒引当金の設定〔売掛金回収の可能性〕
第7章手形取引〔企業で使われる特殊な通貨〕
第8章債権と債務〔現金の受け渡しの意味〕
第9章固定資産の処理〔資産の計上と費用の配分〕
第10章決算整理事項〔現金主義から発生主義へ〕
第11章精算表と期末処理〔決算と財務諸表の作成〕
第12章伝票会計〔仕訳以外の会計処理〕

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はじめに 著者からのメッセージ

最近では日本だけでなく世界中で大きな経済の変動が見られます。
そうした動きの中で、これまで絶対的な信用を誇っていた大企業でさえ、大変厳しい時代を迎えています。今までに経験がないほどの変革の時代を迎えているいま、ビジネスマンやビジネスウーマン、また将来、就職を考えている学生の皆さんに企業が求めているのは、情報を分析し、決断する力にほかなりません。

皆さんがこれから学ぶ簿記は、お金の流れを担当する財務の中心、企業の最も重要な部分にかかわる仕事です。簿記の技術を学ぶことは、時代の要請といっても過言ではありません。

簿記は、企業経営の基礎となる会計情報を記録するためのルールや技術を学ぶ学問です。具体的には、経営活動の結果を表す財務諸表を作成するためのデータ処理の仕方や帳簿の作成方法を学びます。
本書では、まず第1章から第4章で、会社の設立から、1年の終わりにおこなわれる決算までを一通り説明しています。簿記の概要や手続きについて基本的な流れを理解してください。
第5章から第11章までは、個別の取引を詳しく解説していきます。具体的な取引例を数多く取り入れることで、実務にも十分に対応できる内容となっています。例題で学び、課題問題で応用力をつけていく中で、はじめは難しかったことも、より深く理解することができるようになるでしょう。
最後の第12章では伝票会計について学びます。実社会でも多くの取引について伝票処理がなされています。ぜひ対応できる力を身につけてください。

簿記の世界で求められるのは実践力です。本書が皆さんの簿記への理解と技術の習得に少しでもお役に立つことができれば幸いと存じます。

2009年9月 吉日 帆足俊彦